令和6年度 初任運転者特別指導教育の開催について

 運送事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実際にトラックを運転させての「安全な運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられています。

 このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り開催いたします。「安全な運転方法」(添乗指導)に関しては、各事業所で実施をお願い致します。

 

受講対象者

事業用トラック初任運転者
・事業用自動車の運転経験がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

 

開催日時
 各会場2日間開催となります。全日程受講できない方はご遠慮下さい。

(第1回)青森会場【定員50名】(先着順)
 令和6年4月17日(水)~18日(木)
 青森県トラック協会 研修センター 2階大研修室

(第2回)八戸会場【定員30名】(先着順)
 令和6年4月25日(木)~26日(金)
 青森県トラック協会 三八地区研修センター 

※八戸会場の駐車場は当該研修センター第2駐車場(南部電気隣り)をご利用ください。

 

講習時間

1日目 9:00~18:00
2日目 9:00~17:00
(受付時間:8:30~8:50)

 

使用教材

(1) 事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)

※1人1セット必ず持参してください。

※改正され、ホームページで公開されていますが、旧版の持参でも可です。

※複数名の参加によりテキストが不足する場合は、全日本トラック協会ホームページからダウンロード(無料)し印刷するか、日本貨物運送協同組合連合から購入し用意ください。

中止の際のテキスト購入代金の返金対応は当協会では致しませんので予めご了承下さい。

(2)診断表の写し(初任適性診断を受講済みの方)

 

受講料

無 料

 

申込方法

下記「開催案内及び参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、「参加申込書」を青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申込みください。受付け完了後、受理印を押印し返信いたします。

 

申込締切

令和5年4月12日(金)

※上記期間内であっても、会場の定員に達した場合は、受付を終了いたします。

 

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 適正化事業部 017-729-2000

 

「事業用トラックドライバー研修テキスト」の公開について(令和5年3月改訂版)(会員専用)

 全日本トラック協会では、「事業用トラックドライバー研修テキスト」を改訂(令和6年3月改訂)し、公開いたしました。

 下記リンク先よりPDFファイルをダウンロードしてご活用ください。(会員専用)

※全日本トラック協会機関紙「広報とらっく」最新号に記載されているパスワードが必要です。

 なお、日本貨物運送協同組合連合会では製本版のテキストを4月1日から販売予定としています。下記リンク先をご確認ください。

2024年3月7日 | カテゴリー : 適正化対策 | 投稿者 : n.kasai

公益社団法人青森県トラック協会「事故防止安全決議」について

 当協会では令和5年12月12日(火)、青森県トラック協会研修センターにて「事故防止安全大会」を開催し、下記の「事故防止安全決議」を採択しました。

 会員の皆様には、「トラック事業における総合安全プラン2025」目標達成にむけて、各種安全対策に積極的な取り組みを実施していただきますよう、あらためてお願いいたします。

事故防止安全決議

 私たちトラック運送事業者は、物流の中核として国民生活と産業活動のライフラインを担っている。その役割を果たしていくうえで、交通事故防止及び労働災害の撲滅は、必要不可欠である。

 全日本トラック協会が策定している「トラック事業における総合安全プラン2025」では、令和7年(2025年)の目標値を、死者数、重傷者数、合わせて970人以下、飲酒運転事故件数ゼロとしている。
 この目標を達成するためには、「事業用トラック1万台あたりの死者数と重傷者数」を6.5人におさえる必要があるが、今年の死者数、重傷者数は合わせて9名、事業用トラック1万台あたりの死者数と重傷者数は6.9人となっている。また、目標を「ゼロ」として掲げている飲酒運転については、過去4年間で5件、今年は1件発生している。

 このため、我々青森県トラック協会会員は、「トラック事業における総合安全プラン2025」目標達成のため、死亡事故、重傷事故の発生抑止はもちろん、飲酒運転ゼロに向け、一丸となって取り組まなければならない。

 トラック運送業界は厳しい経営環境に置かれているが、いついかなる状況にあっても、人命尊重の理念のもと、交通事故防止及び労働災害の撲滅に向けて積極的に取り組み、従業員が健康で安心して働くことのできる快適な職場環境の実現に向け努力し、企業並びに業界の発展に寄与すべく、以下の活動を強力に実践することを誓う。

一、経営トップが先頭に立った交通事故防止活動の積極的な推進

一、出庫及び帰庫時における対面点呼で、目視及びアルコールチェッカーを用いた確実且つ厳正な点呼の実施等による『飲酒運転根絶』への取組みの徹底

一、日常点検及び増し締め等の確実な実施による『車輪脱落事故防止』の徹底

一、労働時間等の改善基準に則った運行及び過労運転防止の徹底

一、運転者の健康に起因した交通事故防止の徹底

一、「思いやり・ゆずり合い」による安全・安心な交通社会の実現

以上、決議する。

令和5年12月12日 公益社団法人青森県トラック協会
事故防止安全大会

 

事故防止啓発資料等

※ 会員専用ページの閲覧には、全日本トラック協会機関紙「広報とらっく」最新号に記載のパスワードが必要です。

運行管理者試験対策講習会を開催します|青森会場:令和6年1月12日/八戸会場:令和6年1月19日

令和5年度第2回運行管理者試験に向けた講習会を下記日程で開催いたします 。

1.会場・日時 (先着順)

【青森会場 (定員50名) 】
 令和6年1月12日(金)
  9:00~18:00(受付8:30~)
 青森県トラック協会研修センター(青森市大字荒川字品川111-3) 

【八戸会場(定員30名)】
 令和6年1月19日(金)
 9:00~18:00(受付8:30~)
 青森県トラック協会三八地区研修センター(八戸市長苗代化石26-11)

2.講習内容

講師:株式会社 ムジコ・クリエイト
関係法令の習得・過去問と模擬試験の解説

3.受講料(無料)・使用教材  ※事前に下記テキストを購入してください。

 テキスト販売元:株式会社輸送文研社
【過去の問題の解説と実践模擬問題 貨物編 】
「令和6年3月受験対策版」 定価 2,640 円(税込)

 テキスト取扱トラック協会支部 (会場での当日販売はありません。)
 青森支部・三八支部・上十三支部・南黒支部・下北支部

※支部販売は12月22日(金)迄、「申込用紙」により注文を承ります。
※支部購入の場合、在庫に限りがあるため、早めの申込みをお願いいたします。
※締切日以降に注文される方は、販売元 輸送文研社、インターネット等により購入ください。

4.申込等

  • 開催案内・申込用紙( WordPDF 

12月28日(木)までに「申込用紙」をFAXください。
 【テキストを支部で購入する場合は、12月22日(金)まで

・定員に限りがありますので 、受験者以外の参加はご遠慮ください。
・青森県トラック協会会員限定となります。

受講にあたって以下の点に ご注意ください
・当日、体調のすぐれない方は参加をご遠慮ください。
・ご自身の筆記用具をご持参ください。
・当日は換気などを行うため、体温調節ができる服装でお越しください。

5.申込・問い合わせ等

(公社)青森県トラック協会 適正化事業部まで
TEL:017-729-2000 FAX:017-729-2266

第6回初任運転者特別指導教育の開催について(八戸会場)

運転事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実際にトラックを運転させての「安全な運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられています。

このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り開催いたします。「安全な運転方法」(添乗指導)に関しては、各事業所で実施をお願い致します。

 

1 受講対象者

事業用トラック初任運転者
・事業用自動車の運転経験がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

 

2 開催日時

令和5年12月7日(木)~8日(金)【定員30名】(先着順)
2日間開催となります。全日程受講できない方はご遠慮下さい。

 

3 会場

青森県トラック協会三八地区研修センター
駐車場は第2駐車場(南部電機となり)をご利用ください。

 

4 講習時間

1日目 9:00~18:00
2日目 9:00~17:00
(受付時間:8:30~8:50)

 

5 使用教材

(1) 事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)
   ※1人1セット必ず持参してください。
   ※改正され、ホームページで公開されていますが、旧版の持参でも可です。

中止の際のテキスト購入代金の返金対応は当協会では致しませんので予めご了承下さい。

(2)診断表の写し(初任適性診断を受講済みの方)

 

6 受講料

無 料

 

7 申込方法

下記「開催案内及び参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、「参加申込書」を青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申込みください。受付け完了後、受理印を押印し返信いたします。

  • 開催案内及び参加申込書( Word版 / PDF版 )

 

8 申込締切

令和5年11月30日(木)
※上記期間内であっても、会場の定員に達した場合は、受付を終了いたします。

 

9 お問合せ先

公益社団法人 青森県トラック協会
適正化事業部 TEL:017-729-2000

第63回「正しい運転・明るい輸送運動」の実施について

 青森県トラック協会では、全日本トラック協会とともに年末年始に向けた事故防止対策として、第63回「正しい運転・明るい輸送運動」を実施いたします。

 この運動は、交通・労働災害事故防止、環境保全及び輸送秩序の確立により、円滑な輸送の達成を図り、年末年始の輸送繁忙期における安全・安心な輸送サービスを提供すること目的としています。

 今回の実施計画では、飲酒運転の根絶を始めとした実施事項について、啓発資料等を活用した、より実効性のある取り組みを推進する内容となっております。

運動期間

令和5年11月16日(木)~令和6年1月10日(水)

実施事項

(1)飲酒運転の根絶
(2)追突事故及び交差点における事故防止の徹底
(3)過労運転防止の徹底
(4)確実な点呼の実施
(5)携帯・スマートフォンの使用禁止の徹底
(6)健康診断の徹底
(7)荷役作業時の安全確保の徹底
(8)高速道路における事故防止の徹底
(9)車両の安全性確保の徹底
(10)降積雪期における輸送安全確保の徹底
(11)正しい積付け・固縛方法の徹底
(12)エコドライブ及びアイドリング・ストップの徹底
(13)運転安全マネジメントの徹底
(14)安全意識の高揚
(15)輸送品質・サービスの向上

 

本運動の趣旨を十分にご理解の上、下記実施計画により積極的に推進していただきますようお願い申し上げます。

運動の推進に当たっては、下記資料をご活用ください。

冬用タイヤ交換の平準化の取組みのための会員へのホイール・ナット無償配布について

 国土交通省自動車局整備課では、「冬用タイヤ交換の平準化の取組み」の一環として、劣化したホイール・ナットの交換を行うことにより、車輪脱落事故を未然に防止することを目的として、大型車用新品ホイール・ナットを会員事業者に無償で配布する取り組みを実施することとなりました。

 つきましては、下記要領にて大型車用新品ホイール・ナットの配布を行いますので、冬用タイヤへの早めの交換と併せて、劣化したホイール・ナットの新品への交換作業を実施していただきますよう、お願いいたします。

1.配布対象

会員事業者が保有する事業用大型貨物自動車のうち、使用年数が4年以上経過しているISO方式ホイール・ナットを使用している車両。

2.配布数

事業用大型貨物自動車1台につき、後輪2軸車は20個、後輪1軸車は10個までとし、1事業所につき大型車保有台数の10分の2(小数点以下は切り上げ)の台数分を上限とします。

例:大型保有台数12台・・・12(台)×0.2=2.4 → 3台分まで

ホイール・ナット準備数に限りがありますので、先着順とし、在庫が無くなり次第配布終了といたします。

3.配布期間

令和5年9月25日(月)~ 無くなり次第終了

4.配布場所

会員が所属する青森県トラック協会 各支部窓口にて配布いたします。
配布受付は、平日AM8:30~PM5:00までです。
※ 支部事務局不在の場合がありますので、所属する各支部に事前にお電話でご確認の上、お受け取りいただくことをおすすめします。

5.作業実施要領

例年、11月下旬から12月上旬頃に降雪予報が発表され、発表後、冬用タイヤへの交換需要が激増し、交換作業自体が煩雑となって車輪脱落事故に至ることも想定されていることから、各事業者(所)では、早めに冬用タイヤへの交換作業を実施してください。

① 各事業者(所)は、タイヤ交換する車両を計画し、「2.配布数」に記載の上限の範囲内で、必要となる新品ナット数(ISO方式)を把握のうえ、所属する各支部窓口にて必要数を申告し、新品ナットとともに、「ナット交換管理表」と「タイヤ脱着作業管理表」を受け取ってください。

※ UDトラックスの車両には、使用するナットに純正指定がありますので、新品ナット必要数を把握する場合は、UDトラックス用を分けて把握願います。(UDトラックス以外は共通部品です。)

各事業者(所)においてタイヤ交換を行う際に、左後輪から取り外したナットの状態を確認し、次の劣化した状態が確認されたものについては、1輪分全部を新品ナットと交換してください。

◆ ナットが著しく錆びているもの。
◆ ナットの座金(ワッシャー)が固着している、もしくはスムーズに回転しないもの。
◆ ナットの座金(ワッシャー)が分離し、ガタつきがあるもの。

なお、交換したナットは、各事業者(所)において適切に処分してください。

各事業者(所)は、タイヤ交換終了後「ナット交換実績管理表」に必要事項をご記入のうえ、所属する各支部あてファックスにて提出してください。

※ 「ナット交換実績管理表」及び「タイヤ脱着作業管理表」のExcelデータ版は下記からダウンロードできます。

6.注意事項

(1)タイヤ交換作業は、自社以外(自動車整備事業者など)で実施していただいても結構ですが、その場合でも「ナット交換実績管理表」の提出は必要です。

(2)自社でタイヤ交換作業を行う際は、全日本トラック協会作成のリーフレット「ストップ!!車輪脱落事故」に記載されているタイヤ交換作業の手順と方法を遵守し、「タイヤ脱着作業管理表」を活用し、作業してください。(記入済みの「タイヤ脱着作業管理表」は、各社で保管してください。)

◆ リーフレット掲載ページ →  https://jta.or.jp/member/anzen/datsurin_torikumi.html

(3)無償配布された新品ナットは、基本的に余剰の出ないよう使い切ることを前提としてください。

(4)上記5の②で、劣化したナットを新品ナットに交換する際、配布された新品ナットで足りない場合は、各事業者にて新品ナットを用意し、劣化したナットは絶対に再使用しないでください。

7.「冬用タイヤ交換の平準化の取組み」に係るQ&A

Q1:今回配布するホイール・ナットはアルミホイールでも使用できるのか。

A1:国交省がメーカー(いすゞ・UD)に確認したところ、ホイール・ナットはスチール用・アルミ用で分けていないので、アルミホイールも使用可能とのことです。ちなみに、スチールホイールからアルミホイールに変更する場合(逆も同様)、ホイールの厚みが違うため、ホイール・ボルトの変更は必要とのことです。

Q2:今回配布するホイール・ナットはトレーラも配布対象となるのか。

A2:配布するホイール・ナットは、トラックメーカー4社(いすゞ、日野、三菱ふそう、UD)の大型トラック用です。そのため、配布対象は、4社の大型トラックとトラクタであり、トレーラは配布対象外となります。※「いすゞ、日野、三菱ふそう」と「UD」は分けて管理してください。

Q3:今回配布するホイール・ナットは海外のトラックメーカー(スカニア、ボルボ、ダイムラー 等)の車両にも使用できるのか。

A3:A2同様で御願いします。

Q4:配布するホイール・ナットは、大型トラックの低床車両も使用できるのか。

A4:低床車両にも使用できます。ナット使用数が8個の低床車用ホイールに使用する場合は、配布数を1輪につき8個といたします。

Q5:事業者が提出するナット交換実績管理表には劣化したホイール・ナットの写真の添付は必要か。

A5:ナット交換実績管理表のみで結構です。劣化したホイール・ナットの写真等の添付資料は不要です。

Q6:使用しなかったホイール・ナットについては返却する必要は無いのか。

A6:基本的に使い切ることを前提に作業をお願いいたします。使用しなかったホイール・ナットは返却できません。

※ ご不明な点は、公益社団法人青森県トラック協会 業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。

第5回 初任運転者特別指導教育の開催について(青森会場)

運転事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実際にトラックを運転させての「安全な運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられています。

このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り開催いたします。「安全な運転方法」(添乗指導)に関しては、各事業所で実施をお願い致します。

 

1 受講対象者

事業用トラック初任運転者
・事業用自動車の運転経験がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

 

2 開催日時

令和5年10月12日(木)~13日(金)【定員50名】(先着順)
2日間開催となります。全日程受講できない方はご遠慮下さい。

 

3 会場

青森県トラック協会研修センター
(青森市大字荒川字品川111-3)

 

4 講習時間

1日目 9:00~18:00
2日目 9:00~17:00
(受付時間:8:30~8:50)

 

5 使用教材

(1) 事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)
   ※1人1セット必ず持参してください。
   ※改正され、ホームページで公開されていますが、旧版の持参でも可です。

中止の際のテキスト購入代金の返金対応は当協会では致しませんので予めご了承下さい。

(2)診断表の写し(初任適性診断を受講済みの方)

 

6 受講料

無 料

 

7 申込方法

下記「開催案内及び参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、「参加申込書」を青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申込みください。受付け完了後、受理印を押印し返信いたします。

  • 開催案内及び参加申込書( Word版 / PDF版 )

 

8 申込締切

令和5年10月6日(金)
※上記期間内であっても、会場の定員に達した場合は、受付を終了いたします。

 

9 お問合せ先

公益社団法人 青森県トラック協会
適正化事業部 TEL:017-729-2000

令和5年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」の実施について

 「トラック運送業界における点検整備推進運動」については、年度を通して実施されているものですが、9月は「全国統一強化月間」、10月は東北運輸局管内における「地方独自強化月間」とされており、特に重点をおいて実施することとしています。

 つきましては、「令和5年度 トラック運送業界における点検整備推進運動」公益社団法人青森県トラック協会実施計画に基づき、事業用トラックの点検整備を徹底していただきますようお願いいたします。

 なお、3.実施内容(2)のア.において実施されました自主点検・整備結果につきましては、「結果報告書」にご記入し、11月6日(月)までに青森県トラック協会宛ファックスにてご報告いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。

 また、昨年度までは、車両総重量8トン以上の自動車を50両以上保有する事業者について、「自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検」結果を各運輸支局等に報告しておりましたが、今年度より実施しないこととなりましたので申し添えます。

令和5年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」
公益社団法人青森県トラック協会実施計画

1.目的

 トラック輸送は、今や国民の生活や経済に不可欠な存在である。一方、トラックによる交通事故は重大事故に繋がるおそれがあり、特に大型トラックでは、重大事故につながりかねない車輪脱落事故が多発しており、適切なタイヤ脱着作業や増し締め等の保守管理等の事故防止対策とともに、環境面においてもカーボンニュートラルをはじめとした地球温暖化等への配慮が求められている。

 このような状況の中、日常点検、定期点検などによる点検・整備の実施が義務付けられているものの、その実施状況は必ずしも十分とは言えず、不正改造の防止とともに、点検整備の確実な実施を徹底して行く必要がある。

 また、近年、急増している大型トラック(車両総重量8トン以上)の車輪脱落事故を防止するために、ホイールナットの緩みの点検の確実な実施が必要不可欠である。

 このため、トラック運送業界として、より確実な点検整備を目指して、「トラック運送業界における点検整備推進運動」を展開する。

2.実施期間

 本運動は1年を通じて実施するものとするが、全国統一強化月間及び東北運輸局管内強化月間においては、特に重点をおいて実施する。

・全国統一強化月間
 令和5年9月1日(金)から9月30日(土)までの1ヶ月間

・東北運輸局管内強化月間
 令和5年10月1日(日)から10月31日(火)までの1ヶ月間

3.実施内容

(1)法定定期点検項目における重点点検項目

ア.法定定期点検項目のうち、以下に掲げる点検項目を重点点検項目とする。

重点点検項目

点検箇所点検時期
3ヶ月点検12ヶ月点検
原動機
・燃料装置
燃料もれ同左
電気装置
・電気配線
接続部の緩み及び損傷同左
制動装置
・漏れ、損傷及び取り付け状態
漏れ、損傷及び取り付け状態同左
制動装置
・ブレーキ・チャンバ
ロッドのストローク同左
機能

イ.トラック運送事業者が保有する全ての大型貨物自動車について、本運動強化月間及び、地方独自強化月間中、法定点検時期の有無にかかわらず、一回以上、ホイール・ナットの緩みの重点点検を実施する。また、冬用タイヤへの交換後1ヶ月以内に車輪が脱落している傾向にあることから、冬用タイヤへの交換を予定している場合には、冬用タイヤ交換後に点検することとする。

 なお、国土交通省が策定する大型車の車輪脱落事故防止にかかる「緊急対策」のトラック業界が取り組む実施事項と併せ、全ト協作成の「ストップ!車輪脱落事故~タイヤ交換作業の手法と方法~」の啓発資料活用により、日常点検及び定期点検の確実な実施に努める。

【参考リンク】

(2)強化月間における自主点検・整備の実施

 全国統一及び東北運輸局管内強化月間において、次の項目について事業用トラックの自主点検・整備を行う。

ア.黒煙による環境汚染の防止

 黒煙濃度の悪化に大きな影響を与えるエア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料噴射ポンプ等について点検・整備を実施する。

イ.DPF(黒煙除去フィルタ)等の後処理装置付き車の正しい使用

 国土交通省ウェブサイト「DPF(黒煙除去フィルタ)等の正しい使用方法について」等を参考に、DPFに堆積したアッシュ(灰分)の定期的な点検・清掃の実施とともに、低硫黄軽油(S10)の使用、メーカー指定のエンジンオイルの使用等、DPF装着車両の正しい使用方法を徹底する。

【参考リンク】

(3)報告

 上記(2)の ①で実施したエア・クリーナ・エレメントの自主点検・整備について、9月~10月の期間中に実施した結果を、「結果報告書」に記入し、令和5年11月6日(月)までに青森県トラック協会宛に報告を行うものとする。

以上

※ 昨年度まで、「(2)強化月間における自主点検・整備の実施」において展開しておりました「ホイールナット締付状態の自主点検・整備」及びその報告については、令和5年10月から予定している「車輪脱落事故防止キャンペーン」で実施することとしています。

 

関連リンク

お問い合わせ先

公益社団法人青森県トラック協会 業務部 電話 017-729-2000

飲酒運転防止の徹底について

 事業用トラックドライバーに対する飲酒運転の防止については、トラック運送業界として各種啓発活動を展開し、その再発防止に積極的に努めているところですが、本年6月末現在、東北運輸局管内で4件発生しており最近の事業用トラックの飲酒事故は未だ根絶には至っておりません。(添付資料参照)

 本年4月4日には、青森県内に事業所を置く一般貨物自動車運送事業者が、岩手県内県道トンネルを走行中に側壁に接触、その衝撃でセンターラインを越え対向車と衝突した事故があり、運転者が搬送された病院で高濃度のアルコールが検出され逮捕された事案も発生しています。※運転中に飲酒の事実

 令和3年度から令和7年度を計画期間とする「事業用自動車総合安全プラン2025」において「飲酒運転ゼロ」の目標を掲げている中で、このような状況となっていることは誠に遺憾です。

 つきましては、飲酒運転は極めて悪質で危険な犯罪行為であることを認識させ、飲酒運転の防止を再徹底するよう、よろしくお願い申し上げます。

 

重点事項

 1. 運転者に対する指導監督の徹底について

  • 飲酒の影響を理解させるため、アルコール(飲酒量)が運転に及ぼす影響や飲酒習慣が健康に及ぼす影響について、計画的かつ継続的に教育すること。
  • 運転者の健康診断、適正診断結果をもとに個人面談等を行い、特に飲酒習慣のある運転者に対しては、飲酒実態を把握したうえで適切な指導や改善等取り組むとともに、アルコール依存症が疑われる場合は、早期に専門医への相談を促す等適切にサポートすること。
  • 飲酒運転が発覚した場合、自身のみならず運送事業者の管理責任、社会責任が追及され信頼を大きく失墜すること、また、家族や周囲の人の生活への影響が及ぶことがあり得ることを理解させ、改めて「飲酒運転を絶対にしない」意識の定着を図ること。

 2. 点呼の厳正な実施について 

  • 帰庫時の点呼実施にあたっても、アルコール検知器を使用した確認のほか、運転者の状態、呼気等を目視等で確認して乗務中における飲酒の有無の確認を徹底すること。
  • 遠隔地における点呼では、適切な時期に点呼を執行し、アルコール検知器の使用を徹底する等、休息中の飲酒により飲酒運転を招かない管理体制や手法を構築すること。

添付資料