降積雪期における輸送の安全確保について

 これから本格的な降積雪期を迎えますが、昨年12月、青森県内において、走行中の大型トラックが積雪や路面凍結が原因とみられる横転や路外逸脱を引き起こし、道路全面通行止めとなる事案が多発しました。

 このような事態は、長時間にわたる道路の通行規制を伴う事から、道路を利用する地域住民や他の交通に多大な迷惑をかけることとなります。

 つきましては、各事業者(所)におかれましては、輸送の安全確保等に向け、下記の事項に留意し、事故の防止に努めていただきます様、お願い申し上げます。

 気象情報や道路における降雪状況等を適時に把握し、以下の対策を講ずることにより、輸送の安全確保に万全を期すこと。

積雪・凍結等の気象及び道路状況により、早期にスタッドレスタイヤ及びタイヤチェーンを装着するよう徹底を図ること。なお、スタッドレスタイヤへ交換する際は、ホイール・ボルトの誤組防止、締付トルクの管理を確実に行うこと。

積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること。

③ 点呼時等において、運行経路の道路幅員、道路規制情報、気象情報に基づき、乗務員に適切な指示を行うこと。

 

関連記事

 

参考リンク

2021年11月12日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai