事業用自動車における安全確保の徹底について

 5月16日、午後8時15分頃、宮城県栗原市の東北自動車道下り線で、貸切りバスが車両故障により路肩に停車していたところ、当該貸切りバスに大型トラックが追突する事故が発生し、貸切りバスの乗客2名と運転者1名の計3名が死亡、大型トラックの運転者1名が重傷を負う重大事故となりました。

 詳しい事故の状況については、事業用自動車事故調査委員会にて調査中ですが、事故現場は東北自動車道下り線で、故障車両の後部エンジンを貸切りバス運転者と乗客数名で確認していたところに、大型トラックが追突した模様です。

 これまで、死亡事故撲滅のために、様々な交通事故防止活動を展開してきたところでありますが、春の全国交通安全運動期間中にもかかわらず、本県事業者が関係する、大変痛ましい事故が発生してしまいました。

 事業用自動車における輸送の安全確保は、自動車運送事業者の最大の使命であり、事故を起こさず、生命・身体及び財産をしっかり守ることこそが、運送事業の社会的信用を維持するために最も必要であることから、安全対策及び事故防止の徹底が図られるよう、下記事項について周知徹底を図っていただきますよう要請いたします。

【安全確保の原点に立った確実な運行管理を実施すること】

◇ 確実な点呼の実施 (運行の安全確保するために必要な指示をする)
◇ 乗務員の疾病、疲労、睡眠不足等の健康状態の把握
◇ 指導監督マニュアルに基づく指導(ブレーキの適切な使用等)
◇ 車両の点検整備を確実実施と、整備管理者(補助者)による確認
◇ 制限速度の遵守と車間距離の確保
◇ 最新の交通情報、気象情報の活用
◇ かもしれない運転の励行(危険予知)
◇ 運転中の携帯・スマートフォン使用禁止の徹底
◇ 急ハンドル、急ブレーキなど「急」のつく操作の禁止