50両以上の会員の皆様へ~令和4年度 自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検実施のお願い

 令和4年度 自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検の実施について、東北運輸局青森運輸支局より通知がございました。

 大型自動車の重点点検については、国土交通省「令和4年度 自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検の実施要領」において定められております。

 会員事業者のうち、青森県内に本社を有し、車両総重量8トン以上の事業用貨物自動車を50両以上保有している事業者につきましては、9月1日~11月30日の重点点検期間中に定期点検(3ヶ月点検または12ヶ月点検)を行う大型自動車について、重点点検項目を特に留意して点検し、その点検結果を別紙1.別紙3:重点点検報告様式に記入し、青森県トラック協会あて12月16日(金)必着にて郵送でご報告頂きますようお願い申し上げます。

 青森県トラック協会では、会員の皆様より提出された重点点検報告をとりまとめ、青森運輸支局へ回付いたします。

※ 期間中(9月1日~11月30日)に定期点検を実施した車両が存在しない場合についても、定期点検実施台数を「0台」として記入し、ご報告願います。

重点点検項目

 点検時期
3ヶ月点検12ヶ月点検

 




原動機燃料装置燃料もれ同左
電気装置電気配線接続部の緩み及び損傷同左
制動装置ホース及び
パイプ
漏れ、損傷及び取付状態同左
ブレーキ・チャンバ(トラックのみ)ロッドのストローク同左
機能

 

重点点検報告様式送付先

〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3
公益社団法人青森県トラック協会 重点点検係

お問い合わせ先

公益社団法人青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

令和4年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」の実施について

 「点検整備推進運動」については、年度を通して実施されているものですが、9月は「全国統一強化月間」、10月は東北運輸局管内における「地方独自強化月間」とされております。

 当協会ではこの強化月間にあわせ、下記実施計画に基づき、令和4年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」を展開いたしますので、事業用トラックの保守・管理を徹底していただきますようお願いいたします。

 尚、会員の皆様には重点実施項目(2)にございますエア・クリーナ・エレメント及びホイールナットの適正トルクでの締め付けについて、9月~10月の期間中に自主点検・整備の実施をお願いいたします。また、その結果を、「自主点検・整備実施状況 結果報告書」に記入し、令和4年11月4日(金)までに青森県トラック協会宛に提出願います。

令和4年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」
青森県トラック協会実施計画

1.目的

 トラック輸送は、今や国民の生活や経済に不可欠な存在である。一方、トラックによる交通事故は重大事故に繋がるおそれがあり、特に大型トラックでは、重大事故につながりかねない車輪脱落事故が多発しており、車輪脱落事故や不具合等による事故防止や、環境面においてもカーボンニュートラルをはじめとした地球温暖化等への配慮が求められている。

 このような状況の中、日常点検、定期点検などによる点検・整備の実施が義務付けられているものの、その実施状況は必ずしも十分とは言えず、不正改造の防止とともに、点検整備の確実な実施を徹底して行く必要がある。

 また、近年、急増している大型トラック(車両総重量8トン以上)の車輪脱落事故を防止するために、ホイールナットの緩みの点検の確実な実施が必要不可欠である。

 さらに、令和4年4月23日に北海道において、観光船の海難により乗員乗客が行方不明、死亡するという大変痛ましい事故が発生したことを踏まえ、トラック運送業界においても、輸送の安全の確保が最大の使命であることを改めて確認し、車両の点検整備を確実に実施しなければならない。

 このため、トラック運送業界として、より確実な点検整備を目指して、「トラック運送業界における点検整備推進運動」を展開する。

2.実施期間

 本運動は1年を通じて実施するものとするが、全国統一強化月間及び東北運輸局管内強化月間は次のとおりとする。

・全国統一強化月間

令和4年9月1日(木)から9月30日(金)までの1ヶ月間

・東北運輸局管内強化月間

令和4年10月1日(土)から10月31日(月)までの1ヶ月間

3.実施内容

(1)重点実施項目

 事業用トラックの定期点検(法定点検)の際には、次の重点点検項目について、確実な点検整備を行うものとする。

点検箇所点検時期
3ヶ月点検12ヶ月点検
原動機燃料装置燃料漏れ同左
電気装置電気配線接続部の緩み及び損傷 同左
制動装置ホース・パイプ漏れ、損傷及び取り付け状態同左
ブレーキ・チャンバ ロッドのストローク同左
機能

(2)強化月間における自主点検・整備の実施

 全国統一及び東北運輸局管内強化月間において、次の項目について事業用トラックの自主点検・整備を行う。

① 黒煙による環境汚染の防止

 黒煙濃度の悪化に大きな影響を与えるエア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料噴射ポンプ等について点検・整備を実施する。

② 車輪脱落事故の防止

 車輪脱落事故の原因の8割はホイールナットの緩みと推定されていることから、重大事故につながる恐れの高い車輪脱落事故を防止するため、トルクレンチ等を使用してホイールナットが規定のトルクで締付けられているか、また、ディスクホイールやホイールボルトまたはナットから錆汁が出た痕跡がないか等について全車両(中型・小型含む)の点検・整備を実施する。

 なお、冬用タイヤへの交換後1ヶ月以内に車輪が脱落している傾向があることから、期間中に冬用タイヤへの交換を予定している場合には、規定トルクでの締付けについては、交換してから50~100km走行後に点検することが望ましい。

 また、ISO方式ホイールナットについては、規定トルクでの締付け後に、ホイールナットへのペイントマーキングやホイールナットマーカーを活用し、目視による日常点検が容易に行えるように処置する。

(3)報告

 上記(2)のうち、①のエア・クリーナ・エレメント及び②のホイールナットの適正トルクでの締め付けについて、9月~10月の期間中に自主点検・整備を行った結果を、別紙「結果報告書」に記入し、令和4年11月4日(金)までに青森県トラック協会宛に報告を行うものとする。

 

【参考資料】

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この記事に関するお問い合わせ先

公益社団法人青森県トラック協会 業務部 電話 017-729-2000

 

車輪脱落事故防止セミナーを開催します 【1回目 9月16日 定員になりましたので受付終了しました】【2回目 9月26日 受付中】青森県トラック協会研修センター

 近年の大型トラック車輪脱落事故は増加傾向にあり、事故やトラブルの防止に向けた安全管理の重要性が一層高まっております。このような中、東北運輸局管内の車輪脱落事故は、特に増加していることから、点検や周知活動の強化を図るなど、車輪脱落事故の防止を強力に推進しています。

 これから冬期間に備え、タイヤ交換後の時期に車輪脱落事故が増え始めることから、事故を未然に防ぐためのセミナーを開催いたします。

 

◇開催日時  1回目 令和4年9月16日(金)14:00~16:00 受付13:30~【定員になりましたので受付終了しました】

       2回目 令和4年9月26日(月)14:00~16:00 受付13:30~

※青森会場のみ開催になります。八戸会場の予定はございません。

 

◇場  所  青森県トラック協会研修センター 青森市荒川品川111-3

 

◇講  師  ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社

 

◇内  容  (1)車輪脱落事故に向けた対応策
         ・安全標準作業について
         ・空気圧に関する安全管理について
         ・タイヤ空気圧監視システムの紹介等

  (2)タイヤメンテナンス実演会

 

◇対  象   経営者、整備管理者、運行管理者等

 

◇定  員   各回ともに、事業者2名まで 先着順20名

 

◇申し込み   下記参加申込書に必要事項をご記入の上、9月5日までに青森県トラック協会あてファックスにてお申し込みください。

 

◇その他   ・当日、体調のすぐれない方は、参加をご遠慮ください。
       ・会場内では必ずマスクを着用(持参)していただきます。
       ・今後の新型コロナウイルス関連の状況により中止となる場合があります。

 

 

令和4年度 整備管理者選任後研修開催のお知らせ【旅客】(令和4年11月18日/11月25日:青森県トラック協会研修センター)

 旅客自動車運送事業運輸規則第46条に規定する標記研修が、下記日程により開催されますのでお知らせいたします。

 今回の研修については各回30名程度、トラック協会会員事業所において選任している整備管理者も受講可能ですので、お知らせいたします。但し、貨物対象の研修については、八戸会場(11月11日)で開催することから三八、上十三地域の方は、八戸会場で受講願います。

※受講義務は2年度に一度です。令和3年度及び今年5月に受講された方は、受講義務はありません。

開催日時

【青森会場】(各回定員30名程度)
 青森県トラック協会研修センター(青森市荒川品川111-3)
 電話 017-729-2000

1.令和4年11月18日(金)13:30~16:00 定員になりましたので受付終了しました。

2.令和4年11月25日(金)13:30~16:00 

受講対象者

事業所において選任届出をしている整備管理者

※感染症対策として会場定員を設けております。
※受講義務者が受講できるよう、選任されていない方(補助者)は受講をご遠慮ください。

申込締切

令和4年11月4日 定員になり次第 

申込方法

◆青森県トラック協会会員
 下記受講申込書をダウンロードし、青森県トラック協会宛にファックスにてお申し込みください。

 

この件に関するお問合せ先

青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

令和4年度 整備管理者選任後研修開催のお知らせ【貨物】(令和4年11月11日:八戸水産会館)

 貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条の4に規定する標記研修が、下記日程により開催されますのでお知らせいたします。

 つきましては貴事業所において選任している整備管理者は、受講されるようお願い致します。

※受講義務は2年度に一度です。令和3年度及び今年5月に受講された方は、受講義務はありません。

開催日時

【八戸会場】(定員100名)
 八戸市水産会館(八戸市白銀町三島下95)
 電話 0178-31-3001

1.令和4年11月11日(金)10:00~12:30 

受講対象者

事業所において選任届出をしている整備管理者

※感染症対策として会場定員を設けております。
※受講義務者が受講できるよう、選任されていない方(補助者)は受講をご遠慮ください。

申込締切

定員になり次第 

申込方法

◆青森県トラック協会会員
 下記受講申込書をダウンロードし、青森県トラック協会宛にファックスにてお申し込みください。

◆青森県トラック協会 未加入の方

青森運輸支局へ直接のお申し込みとなります。

この件に関するお問合せ先

青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

令和4年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」について~6月は運動強化月間です!

 暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となっています。

 特に、部品の取付けや取外しによって保安基準に不適合となったものの、違法であるとの認識のないままに改造を行っている自動車使用者のほか、自動車使用者に保安基準に適合しない自動車を販売するため車検時に基準適合させつつ車検後に部品の取付けや取外しする不正改造を行う事業者、更にはそのような不正改造車について、検査での合格を強要する悪質な事業者もいる状況にあります。

 そのため国土交通省を中心として「不正改造車を排除する運動」が展開されますが、全日本トラック協会、各都道府県トラック協会においても「トラック運送業界における不正改造車排除運動」を積極的に展開いたします。

 なお、本運動は年間を通して実施されますが、東北運輸局管内では、6月を「不正改造車排除運動強化月間」として運動を展開してまいります。

 各事業者においては、下記重点項目及び基本項目に留意し、本運動に取組んでいただきますようお願い申し上げます。

 

《不正改造車重点排除項目》

(1) タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し

(2) 灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け並びに保安基準上、装備が義務化されている灯火器(例:側面方向指示器)の取外し

(3) 前面ガラスならびに運転者席及び助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付(貼付状態で可視光線透過率70%未満)

(4) マフラーの切断・取外し及び騒音低減機構を容易に取外せる等の基準不適合マフラーの装着

(5) 大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除又は不正な改造、変更等

《不正改造車基本排除項目》

(1) 直前直左の周辺状況を確認するための鏡、又はカメラ及び画像表示装置の取外し

(2) 前面ガラスへの装飾板の装着

(3) 土砂等を運搬するダンプ車の荷台にさし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し

(4) 基準外のウイング(エア・スポイラ)の取付け

(5)シートベルト警報装置を解除する用品等の取付け

(6) 不正な二次架装

 

■ 実施要領について詳しくは下記PDFファイルをご参照ください。

■ 各事業所での運動への取り組みに当たっては、下記自主点検表をご活用ください。


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■ 啓発ツールダウンロード


・令和4年度「不正改造車を排除する運動」ポスター


令和4年度「不正改造車を排除する運動」チラシ(A3判二つ折り)

 

令和3年度 整備管理者(選任後)研修の代替開催について

 貨物自動車運送事業輸送安全規則第3条の4に規定する標記研修について、開催を延期しておりました2月9日(水)、2月10日(木)青森会場分について、下記日程により開催されますのでお知らせいたします。

 つきましては、貴事業所において選任している整備管理者(青森運輸支局管内の全営業所の整備管理者)を、下記のいずれかの日時で1回受講(無料)されるようお願いいたします。また、2月開催時に受講申込みされていた整備管理者についても再度、申込みが必要です。
 尚、八戸会場につきましては、今年秋以降の開催を予定しております。

 

開催日時

※両日とも定員になったため、受付を終了いたしました。(5/23)

・令和4年5月30日(月)13:30~16:00(青森会場)
・令和4年5月31日(火)13:30~16:00(青森会場)

場所 青森会場(各回定員 100名)

青森県トラック協会研修センター 電話 017-729-2000
青森市大字荒川字品川111-3

対象者

事業所において選任届出している整備管理者 
※ 感染症対策として会場定員を設けております。受講義務者が受講できるよう、選任届出されていない方は受講をご遠慮ください。

持ち物

□整備管理者手帳

□筆記用具
※初めて講習を受けられる方は、新規発行致します。

 

当協会会員以外の方は、青森運輸支局ホームページのお知らせをご確認ください。

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 業務部  電話017-729-2000

大型車の適切な冬用タイヤ交換作業の実施について(再依頼)

 令和4年1月12日、群馬県内の国道において、走行中の自家用大型トラックの左後輪タイヤ(冬用タイヤ)2本が脱落し、内1本が歩行者に衝突した重傷事故が発生いたしました。

 また、令和3年12月6日には、広島県内の高速道路において、冬用タイヤへの交換作業から6日後に、事業用大型トラックの左後輪タイヤ2本が脱落し、脱落したタイヤが対向車などに衝突する事故が発生しております。(下記記事参照)

 上記の車輪脱落事故に関しては、日頃の日常点検の励行、特に、運行前の大型車のディスクホイールの取り付け状態の確認を確実に行うことなどにより、車輪脱落事故の未然防止措置を講じることが極めて重要です。

 つきましては、会員各位におかれましては、別紙「タイヤ交換作業管理表」を活用し、確実なタイヤ交換作業を実施して頂きますよう、改めてお願い申し上げます。

一般社団法人日本自動車工業会が実施している下記アンケートにもご協力ください。

 

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参考リンク